第19回「テレコム社会科学賞」受賞論文:TAF

第19回「テレコム社会科学賞」受賞論文

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第19回「テレコム社会科学賞」

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入賞

「ネット・ポリティックス −9.11以降の世界の情報戦略−」

(岩波書店 2003年6月刊)


土 屋  大 洋   国際大学グローバル・コミュニケーション・センター
助教授・主任研究員

9.11以降大きく揺れ動く世界の情報戦略の中で、インターネットのガバナンスをめぐる政治力学を「インテリジェンス・コミュニティ」と「インターネット・コミュニティ」とを対比して詳述している点が評価された。豊富な事例をもとに、読み易い文体で論じた好著である。


「記憶のゆくたて −デジタル・アーカイヴの文化経済−」

(東京大学出版会 2003年2月刊)


武 邑  光 裕   東京大学 大学院 新領域創成科学研究科 助教授

アーカイヴの歴史を遡りつつ、現代のデジタル・アーカイヴの文化経済について考察したユニークな点が評価された。古今東西の事象に言及し、「ゆくたて」という古語に由来する言葉を使うなど、豊富な知識に支えられた好著である。

奨励賞

「公共iDCとc−社会 −電子政府・電子自治体・電子社会の基本理念−」

(工学図書 2003年1月刊)


大 橋  正 和   中央大学 大学院 総合政策科 教授

公共iDCから説き起こし、国をあげて推進中の電子政府・電子自治体などについて論じている。主張が一貫しており、説得的である。今後可能となるサービスについて具体例が紹介されている点も興味深い。


「Computer-Mediated Communicationの対決性に関する社会心理学的研究」

(学位論文)


佐々木  美 加   常磐大学 人間科学部 専任講師

CMCという一種のメディアで行われる相互作用が対決的になる要因、どう改良すれば協調的になるのかを検討することを目的として、先行研究を踏まえて実験研究によって検討した力作である。