テレコム社会科学学生賞

表彰者コメント

※受賞者の所属は当論文賞受賞時のものです。

染谷 美樹 氏(立教大学 法学部 法学科4年)

テレコム社会科学学生賞 佳作「『忘れられる権利』 判決と日米のプライバシー権」

■受賞者コメント

染谷 美樹

この度は栄誉ある「電気通信財団テレコム社会科学学生賞」をいただき、大変光栄に存じます。審査いただいた先生方、および電気通信普及財団の皆様に深く御礼申し上げます。

本賞の受賞は、周囲の皆様のご指導あってのものです。法律の魅力を教えてくださり、常に根気強く温かい指導をしてくださる立教大学法学部の先生方、そして実務的な観点から様々な気づきを与えてくださったインターン先の法律事務所・企業の皆様に、この場を借りて改めて感謝申し上げます。

本研究は、ヨーロッパで提起された「忘れられる権利」という概念に焦点をあて、各国の動向を参照しつつ表現の自由とプライバシー権の調整という観点から考察を加えたものです。日本は今後どうすべきか、という点について現時点で結論を出すことはできませんでしたので、今後さらに研究を続けていきたいと考えております。

この度の受賞を励みとして、より一層精進していく所存です。末筆ながら、貴財団の益々の発展とご繁栄を祈念いたします。